売上に影響及ぼす要因の関係度合を相関分析で調べる(備忘録)

広告費が売り上げを予測するのに重要な要因であるかを相関分析で調べる。 クロスセクションデータを用いての相関分析は"相関図" と "相関係数"を適用する。

売上額を決める規定要因データを収集して相関係数を用いて両者の関係性をはかる。

それぞれ営業所別に売り上げに関連する規定要因データを列挙する。

営業所 売上額(千万円) 広告費(百万円) 営業人員
A 10 5 9
B 7 9 5
C 11 12 10
D 14 12 8
E 13 5 10
F 11 14 10
相関係数では0~1の間で売上額と規定要因の関係性の強さをはかる。0に近ければ売り上げに関係する要素は低く、1に近ければ高くなる。

単相関係数の計算手順

  • 売上と広告費の合計と平均を算出
  • 各営業所の売上げデータ- 売上平均(a)、各広告費のデータ-売上平均(b)
  • 各営業所のa二乗、b二乗
  • a二乗データの合計、b二乗データの合計
  • 営業所別に a x bのデータ、とその合計を算出
  • 単相関係数 = axbの合計 /√a二乗データの合計 x b二乗データの合計


一年の売上額と広告費の単相関係数を求める簡単なプログラムを書きましたので、ご自分の会社のデータで試してみてください。ちなみに空欄は”0”と見なされます。 bloggerはなぜかiframeが効かないのでここにリンクを張っておきます。 http://clover-corporation.net/correlation.html