外見を磨いたらツキがまわってきた件


 女性からモテる基準として外見は外せないファクターだろう。清潔な服装と清潔な髪型は女性とコミュニケーションにはいる前段階としては整えておかなければならない準備の一つだ。君たちが好きになる女性はだらしない格好をして、髪をバサバサに振り乱して歩いているだろうか?外見より中身だと言ってファッションをないがしろにしているだろうか?町中で思わず目が追ってしまう女性はファッションや身だしなみには人一倍気を使っているに違いないだろう。レストランを想像してみてほしい。錆び付いた看板に、所々電球が切れて点滅している。外壁は古ぼけて至るところで塗装がはげ建物の老朽化が進んでいる。店の周辺は活気がなくいつもどんよりとしていておいしい料理を連想させない。だが店主はミシュラン三ツ星に匹敵する料理を振る舞う。さて君が後者を知らないとしたらお店に入る勇気はあるだろうか?おそらく素通りか店の前で客引きをやっていても見向きもしないだろう。外見で自分の存在を主張してあなたにふさわしい人間だとアピールしなければ、どうしても相手は距離をとりたがるし、一歩踏み出したコミュニケーションを取る事は難しい。客に料理の内容を見てもらうにはそれなりの体裁を整える努力をする必要がある。かくいう私自身もファッションなど外見に関しては全く無頓着だったし、性格で勝負できればそれでいいと考えていた時期があった。度重なる告白の失敗、デートの拒否、連絡先交換の拒否など膨大な失敗を経てやっとその考えが実に独りよがりで女性の立場を全く無視している事実に気づいた。たかが外見一つをおろそかにするだけで女性と密にコミュニケーションを取る土俵にすらたてないという事実を改めて実感している。服を買いにいく為にちょっとはやりのアパレルショップに行き店員にコーディネートを相談して、服を購入し、美容室に行ってこれまた美容師と相談しながら髪を整える。たったこれだけの努力で女性の私に対する態度は一変したわけだ。連絡先の交換に応じたり、デートの約束を取り付けたり今までの失敗が何だったのかと思うほど事がうまく行き始めた。うまく行き始めたら私の意識に変化が訪れより細かい部分に気を使うようになった。爪を綺麗にする。ほのかに香水を匂わせる。肌を清潔に綺麗にする。眉毛を整える。今まで自分になかったような美意識が芽生え始め、目標とする人物像を勝手に脳裏に描き努力することが苦にならなくなった。今ではコミュニケーションの取り方まで努力の範囲が拡大している。小さな成功体験を積み重ねて昔とはかなり違う人生を手に入れる事ができた。外見を気にする事はとても重要だといいたいのだが、其の本質はうまくいっていないなら自分の価値観を疑う事から始めるべきだと私は言いたい。


自分のファッションの基準をはかるバロメーター其の一


 あまり自分が行けてない頃、自分のファッションが受け入れられるかどうか確かめる為によくやっていたのが美容室の前を通る事だった。美容室の前には集客の為に若い店員がチラシをよく配っている。でもこのチラシ配りよく観察してみるとわかるのだが、彼らは意識的かはたまた無意識かは分からないが明らかに人を選んでチラシをわたしている。渡すのはだいたいファッションにおいて並以上の男女だ。以前体育会系のジャージを来た団体が美容質の前を通ったが若い店員は誰にもチラシを配らなかった。もらう気配がなかったというのもあるが、それにしても清潔に整った服装であるいている男性には手当り次第に渡していた。要は彼らのターゲットはファッションの一つの基準を満たしていること、つまり彼らからチラシをもらうということはある程度自分のファッションが認められたというとこになる。私は服を購入しては渋谷で名のある美容室の前をウロウロしてチラシをもらって帰っていった。貰えばもらうほど自信につながるからだ。あらゆる服のコーディネートを研究して美容室の前を通ってチラシを受け取った。結局整髪もそこでお世話になる事になったが。自分のファッションに自信がない人は是非試してみるといい。目の肥えた美容師が君をターゲットとして扱ってくれればファッションは合格だ。


自分のファッションの基準をはかるバロメーター其の二


 電車の中では若い女性が隣に女性が座ると自信につながると言うが、確かに女性も隣に誰が座っているかを確認して座るという意味では一つの基準だろう。それを含めて、電車の中で座っている人間を注意深く観察してみると、混雑している時を除いてある程度席にゆとりがあり座る場所を選択する余地がある場合は、だいたい同じ傾向のファッションの人間が一つの席に固まりやすい。オタクが席に座ったとしたら其の周りには同じような格好の人間が集まるはず。なのである程度好いている席に座り自分のファッションがどの系統か推し量ることができる。


まとめ


 ファッションにおいては自分の価値観を貫くのも自由だし、無頓着で服装に全く気にかけないのも自由だ。ただ女性の獲得を目標とするならある程度其の時代の中庸の道を選択する他ない。人の好感を得たいのであれば、まず自分がその人の立場だったらどう考えるかを一生懸命考えていたらない点を一つずつ潰していく事だ。彼女が欲しいのであれば、自分のプライドを折って価値観に変革を起すべきじゃないか?まず自分のできることから変えてみよう。私は服を買って美容院の前をうろついてチラシを貰う事だった。くだらないことだろうがこういった自信の積み重ねが大きく人生を変えたのだ。まずアパレルショップでコーディネートしてもらえ