ダイエット成功した事ない奴ちょっとこい


 最近7kgの減量に成功したので、ダイエットの記事を書こうと思う。ダイエットといえば、スタイルを良くしたいとか新しい恋人をみつけたいなどなんらかの願望が出発点になっていることが多いだろう。自分の現在持っている劣等感をいかに克服して自分が胸に秘めている願望をモチベーションを持続しながら達成するかが成功の鍵だ。精神論や自己啓発は科学的な根拠がないので批判されがちだが、少なくとも目標達成に対する前向きな考え方と現在の状態から是が非でも脱出したいと思う強い劣等感がなければ簡単に挫折してしまうだろう。科学的な方法で合理的に試すのは間違ってはいないが、人の心は全く合理的ではないので常に主体性を発揮して物事に取り組むには絶えず目標となる姿を想像するか紙に書くなどして刺激を与え続けなければならない。こういった類いの考え方は自己啓発本ではかなり定番だが、以外と読んだだけで終っている人が多い。目標設定の基本はより具体的に自分がなりたいと思う姿を思い描くこと。女性とデートしている姿を思い浮かべたり、リア充を見て自分の妄想を細かく大きく膨らませる。もちろん想像だけしていても何も変わらない。行動レベルに落とし込むには、具体的に自分が掲げている目標達成にはその前段階としてどのような準備があるかを考え戦略と仮説を立てて実行するだけ。例えば女性と付き合う事がダイエットの最終目標であるとすれば、まずは痩せていなければ着こなせないお洒落な服を買うという目標に切り替えて、その服のサイズのデータをすべて取る。自分の体型にまつわる全ての数字を記録して、服のサイズに痩せられるように食事内容とトレーニングの内容そして達成日を決める。あとはひたすら実行するのみ。簡単でしょう?さて私の場合はどうしたかというと、上記と全く同じ事をやった。私は遠距離恋愛の彼女がいる。彼女に会っていない1ヶ月間で7kg太ったわけだ。当然2ヶ月前に着ていた服はピチピチで着れたもんじゃない。丁度一ヶ月後2泊3日で旅行する約束をしていたのでそれまでには絶対に痩せると誓って行動に移す。そこで最初にしたのは以前着ていた服のデータを全て取る。胸囲、ウエスト、太もも、ふくらはぎのサイズをミリ単位で。その後妹に手伝ってもらってパンツ一丁になってメジャーで私の体のあらゆる数値を出して、服のデータと比較して痩せなければいけない目標数値を割り出し、その数字をトレーニングジムのトレーナーの元に持っていき食事面と、トレーニング内容の指示を受けてひたすら実行した。旅行直前はかなりヘロヘロだったが、なんとか目標を達成することができたわけだ。

ダイエットビジネスの広告戦略にはまるな

 ダイエット産業と言えば人のコンプレックスにつけこんだ商売だ。彼らは売り上げを上げるためなら平気で誇大広告をうつ。人の深層心理を巧みに操って、"らく","すぐに"などの射幸心をあおるキャッチコピーを書きたがる。もちろんダイエットに役立つ良質な商材もあるのは確かだが、心を依存させて受動的になってはだめだ。こういった商材をもし手にするのであれば自分が行っているダイエットの補完につかうという意識で使った方がいいだろう。あくまでも痩せる主体は自分であって商材が痩せさせてくれるわけではない。甘いセールスコピーにくすぐられて思考停止に陥り高額な健康食品やら、情報商材やらに手をだしてしまわれないように。基本は食事と運動の習慣を変えることでしかダイエットの成功はありえない。

お腹が空いた時は?

 ダイエットをつづけていて一番辛いのが、お腹が空くという感覚。当然今までの食事の内容からダイエット用に食事を変えれば、空腹を感じる時間は長くなる。これは恐らく体が現状の慣習に引き戻そうとしている兆候で我慢しきれずに食べてしまうと元の木阿弥といった具合だ。空腹感を紛らわす魔法の方法はないが、私なりの気合いと根性による我慢の仕方をお教えしよう。私は何かに没頭する事が空腹感を紛らわす一番の方法であると確信している。ダイエットをしていたころは仕事中昼食の休憩はとらなかった。最低限の食事を仕事をやりながら終らせてぶっ続けで朝から晩まで疲れ果てるまで集中すると以外とアドレナリンが体の隅々まで放出されて空腹感を感じずにすんだ。コツは何かをやらなければならないかを考える時間を与えない事。何かをやっている最中に次に何をやるかをあらかじめ考えておく。

お腹が空いた時は?

 ダイエットに限らず全てにいえることだが、何かを達成するには心の状態が非常に重要。なぜなら全ての目標はコンスタントに継続と努力を繰り返さなければならないから。非常に単調でつまらなくて苦しいけど、劇的に何かが一瞬の内に変化することはあり得ない。しかし小さな成功体験を経験することはできるので、体の小さな変化をこんなものかとマイナスに捉えるのではなく逆にこれだけ変わったとポジティブにとらえれば自分の自信につながるし、モチベーションもあがる。ぜひ気合いと根性でがんばってくれ